【環境認識・方向感編】 RK 氏
【環境認識・方向感編】 RK 氏
方向感って何? となるかもしれませんが、要は売買方向です、売るのか買うのか。
何をもって買いで攻めていくのか? 何をもって売りで攻めていくのか?
私の場合はごく普通にダウ理論で考えています。要は波形の認識次第!
そこで注意しないといけないのは時間軸。
相場ってフラクタクルだと考えており、1分の波の集合体が5分15分の波になり
5分15分の波の集合体が1時間や4時間の波になる。
基本的には小さな波が大きな波にどんどん波及していく。
でも逆に言えば小さな波は所詮大きな波の一部でしかない。
では方向感を探る時にこの矛盾をどう考えるのか?
【単純に時間軸を決めてしまうんです。】
1分足でもいいし15分足や1時間足でも何でもOK
自分のスタイル(スキャル/デイトレ/スイングなのか)で決めてもいいですし
今見た各時間足で綺麗にはまっているものを選択してもいいと思います。
例といたしまして今見ているチャートが下記のような波形になっていた場合で、
私が方向感を判断する方法を記述していきます。
高値も安値も綺麗に切り上がり。
ダウで見てもアップトレンド、だからまだ続くであろう前提で買い場所を探す状態。
これが私の方向感の基本定義です。
しかし、その後、こうなりました。
最初の画像で方向感が買いだったので、落ちてくるどこかのタイミングで買いましたが
押し目を割れてロスカットになりました。でも、それはそれでルールなのでOK
では改めて、今のチャートはどうなんだ? と再認識します。
堅調に続いてたアップトレンドがおかしな事になってますよね。
支えられると思っていた押し目が割れました。
この状態を私はPP(ピボタルポイント)シグナルと呼んでいます。
状態としては、それまでのトレンドが転換またはレンジになる可能性を示唆した感じ。
押し目は一度割れてるので、このまま転換してくるなら売りになるかもしれません。
しかし、安値は切り下げたものの、高値も次で切り下げてくるとは、まだ解らない状態!
この状態では方向感が解らないから手を出さないのが私のルールです。
次に、押し目が割れたけど急激に帰って来ました。この状態での方向感は?
PPが出た時と状態として事実上、変わっていないので故に方向感は判断できない。
そのまま待っているとこうなりました。
こうなって始めて高値安値 共に切り下がり、故に方向感は下。
ここからは売りでタイミングを考えていきます。
私の方向感の決め方としては、このように非常に単純です。
先日のドル円が(2014/11/20)今回のお話に似ておりますのでご参考まで ↓
↑ PPを認識し、その後の転換を認識できていれば売り場であった事が解ります。
どの時点で、それまでの買いの流れを疑問視して、どこから目線を切り替えていくのか。
①の安値を割れた所から様子見し、
②の安値が割れた事によってダウントレンドと定義する。
私の環境認識での方向感のとりかたは ほんとにこれだけです。
※エントリータイミングの取り方は方向感とは別にして考える方が良いです。
一緒にして考えてしまうと、かなりややこしくなってしまいます。
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【環境認識・方向感編-2】 (補足バージョン)
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